GQ Japanのイベントに参加してきました。編集長の石田潤さんとのトークショーがあるとのことで、どんな人なんだろうとワクワクしながらか会場に入り、ダンヒルのCEOはとても背が高くイケオジで、ルイヴィトンの担当者と名刺交換をし、プラダの広報と再会の挨拶をした。今回選ばれたクリエイターの皆さんはどの人も個性的で、オーラがすごくて、かっこよかった。彼らと集合写真を撮り(真ん中に綺麗な女性がいたが気にしなかった)僕はとうとうドキドキしていた。挨拶すらしていない、GQ Japanのボスは一体どんな人だろう。身長は2メートルを優に超えるだろう。髪は綺麗にセットされていて、白髪混じりの短髪だろうか。肌は浅く焼けていて、筋肉で肉体は盛り上がっているかもしれない。掌は大きくて、きっと日本のカルチャーを発信する精神と肉体を兼ね備えているにい違いない。
痺れを切らした僕は、目の前の綺麗な、小柄な女性に話しかける。「すみません、編集長の石田さんにご挨拶したいのですが…」と。彼女は振り返り「私が石田ですよ」と笑顔で答えてくれた。「え?潤ですか???」と転校生に初めて会う小学生のような返しをしてしまい、一気に距離が近づいた気がする。女性はすごいなぁと改めて感心する。うちに秘めた強さがある。醸し出る美しさがある。丁寧で柔らかく、しかし強さがある。この人と二人きりでトークショーをするんだ、と楽しい時間に胸を踊らせながら、気づけばあっという間にトークショーは終わっていた。
こだわりってなんだろうね、大切なことってなんだろうね。
そういうことにちゃんと向き合って、恥ずかしいくらいのこだわりをむき出しにして、一つ一つ大切に作ってる人達がいるって事に、僕は感動したんだよね。
「なんでもいいですって顔して本当はこだわってる」ってわからないでもないんだよね。でもさ、「なんでもいいですって顔してどうでもいい」って人が結構多かったから。
なんだか自分だけがって恥ずかしくなって、顔真っ赤にして、ブスッと黙ってることしかできない、そんな感じの毎日だったんだよ。
人にはいろんな考え方があって、生き方とか価値観を矯正することは出来ないし、何が正解かなんて、そんなものは無いじゃない。だから全然いいの。でもさ、僕は嫌なの。他人のことは知らない、正直どうでもいいし、僕はその映像を見ない。でも自分がやるなら、少しでも誰か楽しみにしてくれる人がいるなら、もう少しだけ頑張ってみようかなって、そんな風に思わせてくれる場所だったかな。
大好きなんだって、愛してるって、気持ち悪いくらいのナルシズムを惜しげもなく、大きく手を広げて「おいで」って、包み込んでくれるような、そんな風に思わせてくれる人達だったなぁ。
絶対に理解されない、時代と逆行する生き方に、力をもらえたなぁ。
数より質で、金より心で、外見より中身で、決して理解されないこだわりで、
東京に来たばかりの時憧れたような、そんな人間になりたい。
わたし、こだわりないと思って生きてたんだけど、お家建てるときに「奥さんはこだわりが強いから」と言われて初めての自覚したのを思い出しました(笑)そのこだわりを世界観があるって言ってもらえたとき嬉しかったな~。わかり合える、通じ合える、そんな相手と出会えることに幸せを感じます🍀
"決して理解されない"こだわりは、そこに美学があるのかもしれないですね。気持ちが奪われている時点で意味はあるし、むしろ誰にも邪魔できない素敵なことだと思います。
私も素敵な時間を一緒に過ごしたかったですが、みなさんがいい時間を共有できたようでよかったです☺️✨
でもイベントの様子をブログに書き込んで頂きありがとうございました😊
若い頃に誰にも理解されなくても、求めた結果が返ってこなくても、自分達の信じた揺るぎないものにこだわって曲を作る人たちと仕事をしてました。
彼らは何年時間が過ぎてもわたしの誇りです。
わたしは今日、笠松さんのこのブログに力をもらいました。
ありがとう✨
素敵な時間を過ごしたんですね😊